現在、眼鏡の買い付けのため、海外出張中。
(よろしければ、「仕入旅」の数字順にご覧ください。)
再度、デンマーク・コペンハーゲンに戻ってきました。
本日の便で帰国します。
以下、取り急ぎの報告です。
ベルリンにて、MYKITA(マイキータ)の会社・工場見学に参加してきました。
ベルリン市内にある MYKITA HAUS。
(本社兼工場)
立上げから10余年、着々と成長を遂げ、2年前に3度目の本社移転をしてこの地に。
現在こちらで働いているスタッフは、約350名。
以前は、万年筆の Pelikanが入っていたそう。
フロント加工部。
現在、MYKITA HAUSでは、3人の日本人の方が勤務。
フロント担当の Mizuhoさん。
質問への通訳もしてくださり、とても助かりました。
智の部分に穴を開ける機械。
レンズ加工を担当されているTaichiさん。
とても丁寧に教えてくださいました。
テンプル部の加工中。
MYKITAのフレームで最も特徴的なテンプル部の加工は、なんと11工程もあるそう!
セルフレームのフロント部の加工工程。
初めて詳細を聞き、とても興味深く。
フロント部パーツの接着工程中。
接着剤も極めて特殊なものを使用とのこと。
アジア仕様用の鼻パッドを取り付けるための機械。
日本でアジア仕様と欧州仕様が同価格ということを現地の担当者は知らず、
「それはラッキーだよ!!」
とのこと。^^
組み立て部にも日本の方が。
ドイツ製のフレームにこんなにも日本人が関わってることが、不思議な気持ちとともに、なんか嬉しく☆
最も重要な検品作業。
8年以上の経験を持つベテランのみが担当するそう。
試作品を作るラボ。
試作品は一度すべて柔らかいアルミニウムで作るそう。
デザイン部署は、さすがに撮影不可でした。
ちなみに、デザインチームの男女比は、ほぼ半々とのこと。
撮影用の専用室。
ホームページでお馴染みの動画も、こちらで撮影しているそう。
とても気さくな、eコマース担当のお二人。
壁には、こんなお茶目もw
近くのカフェでランチをご一緒した後、
午後から新しい「LESS RIM」シリーズの加工トレーニング。
真ん中がアジア担当のマネージャー。
過去には日本が大好き過ぎて、日本での勤務を志望したほどだそう。
両脇が今日のアテンドをしてくださった、マーケティング担当のお二人。
MYKITAの皆さま、
この場をお借りして改めてお礼申し上げます。
お忙しい中、誠にありがとうございました!
P.S.
個人的に、
MYKITAのフレームに携わる人たちに触れ、より魅力が増したのと、
同行した息子が外国で働く生の日本人の姿を見る機会を得られたことが、とても良かったのではと感じています。