待ちに待ったフレームが到着したのでご紹介します。
ただし、店主本人が気に入り過ぎてかなり強く推してます。
どうかその点を割り引いてご覧ください。^^;
Amaury(アモーリ)
ADA (col.20 50□22) ¥32,000 (+tax)
2月に紹介した、デザイナー本人が着用していたモデルです。
ポイントは、レンズの色。
フレームと同系の薄いブラウンのカラーレンズが入っています。
今回入荷した上記の画像のフレームにも、早速 濃度15%の薄茶のカラーレンズを入れてみました。
デザイナーが掛けてるのを見て即仕入れを決めたんですが、改めて自分で掛けてもやっぱりかっこいいんです・・☆
(そして、、入荷してすぐ自分用に追加注文を出してしまいました。^^;;)
個人的にかっこいいと感じる点は、独特の違和感です。
薄いクリアのフレームに同系の色のレンズを入れることによって、フレームとレンズの境目が分かりにくくなる。これが違和感のもとです。
(反射の強い ハードコートだとさらに一体感が増します。)
この違和感を生み出す上で、フレーム生地の色味、濃さがとにかく絶妙なんです。
さらに、
デザインと遊びに重きを置いているように見え、同時に3つの合理性が生まれている点も強く推すポイントです。
1つ目、
茶系のカラーレンズは、まぶしさを抑えるのはもちろん、液晶に代表される青色光をカットし、かつコントラストを高め物を見やすくする効果がある。
2つ目、
レンズとフレームの色が極めて近いため目の錯覚を起こし、レンズの色が実際の濃さより薄く見える。(カラーレンズであることが分かりにくい)
3つ目、
フレームとレンズが一体化して見えるため、レンズの厚みが分かりにくい。(近視の強いレンズに効果大)
レンズの色の濃さについてですが、個人的にこのフレームに対してのベストは 濃度20%だと思っています。
ただ、これは特注になるため通常よりやや値段が上がってしまうのですが。。
そして、
これは主観によるところなので意見が分かれるかもしれませんが、フレームの型自体もとても秀逸に見えます。
ここ10年嫌と言うほど見てきた定番のウェリントン型ですが、今出す新作にふさわしい洗練された新鮮さを感じます。
昨年の秋から意識的にありとあらゆるブランドの薄いクリアフレームを探してきたのですが、これが一番気に入りました。 1つの到達点、そこまで言い切れるフレームです。
ちなみに、
同じ型でもう1色入ってきてます。
ADA (col.17 50□22) ¥32,000 (+tax) sold out
こちはこちらで良い色目ですし、当然売れると思って仕入れてはいるのですが、個人的には断然”薄茶”を推します。^^;;
「 そろそろ “どヴィンテージ” もお腹いっぱいだなぁ 」 という方には強くお勧め出来る1本です☆
(店主とかぶるのが嫌じゃなければ、ですが。^^)