昨日、チュニジアの首都チュニスでテロ事件がありました。
現場となったバルドー博物館は、2週間前の3月3日に訪れたばかりの場所です。
亡くなられた方々、怪我を負われた方々のことを、まったく人ごとと思えません。
陳腐な言葉で誠に申し訳ありませんが、心からご冥福をお祈り申し上げます。
テレビの映像には、つい先日自分が歩いた風景・・・
生まれて初めて、テロをとても身近に感じています。
恐ろしいです。
「毅然とした態度・・」
「断固として・・」
と言葉で言うのは簡単ですが、現場に居合わせていたら、極めて無力だったでしょう。
ただ、つい先日現地を訪れた人間として、これだけは伝えたい。
当たり前のことですが、現地の人々皆が凶悪犯ではありません。
むしろ、日本では考えられないくらい親身に助けてもらった場面が何度もありました。
チュニジア、ムスリムの人々が悪いわけでは決してありません!
テロリズムは決して許されるものではありません。
ですが、単純に悪と断じるのも危険だと思います。
それを生み出す根底にも、小さな悪が無数にはびこっていると思うからです。
平和と言われる日本でのん気に眼鏡屋を営むこんな自分ですが、
うまく表現出来ませんが、社会に対して何かしたい、と強く思いました。
たまたまの偶然ですが、それほど大きなショックを受けました。