鼻盛り 詳細

関東・甲信地方の大雪、大変な被害ですね。。。
被害に遭われた皆さまへ 心よりお見舞い申し上げます。
雪に慣れてる北海道民とはいえ、身の締まる思いです。
 
Barca前のオヨヨ通りの雪もまだまだ減る気配ありません。

足元の悪い季節にもかかわらず、眼鏡の修理・
フィッティング等のお持ち込みが増えつつあります。
とてもありがたいです。
 
 
鼻盛り(セルフレームの鼻あて交換)の面白い事例が
ありましたのでご紹介します。

ある1種のフレームの鼻盛りを、別々の3人の方から
ご依頼受けたんです。

それぞれの方の “鼻筋の形状” により、
仕上がりに以下のような違いが出ました。
 
 

<Before>
MOSCOT Lemtosh - before1

MOSCOT Lemtosh - before2

MOSCOT Lemtosh - before3
 
 

<After>
– 前 –
A
MOSCOT Lemtosh - After / front AB
MOSCOT Lemtosh - After / front BC
MOSCOT Lemtosh - After / front C
 
– 裏 –
A
MOSCOT Lemtosh - After / back AB
MOSCOT Lemtosh - After / back BC
MOSCOT Lemtosh - After / back C
 
– 上 –
A
MOSCOT Lemtosh - After / top AB
MOSCOT Lemtosh - After / top BC
MOSCOT Lemtosh - After / top C

 
 
わずかな違い、分かりましたでしょうか?
 

3つとも、付け替えた鼻あては同じ物です。

違いは、以下の2点によって生じてます。
 「もともとの鼻あての残し方」
 「接着面の角度のつけ方」
MOSCOT Lemtosh - After / side日々こんな仕事してますと、
電車に乗ってても人の鼻筋ばかり見てしまいます。
キモいです。笑
 
 
 
P.S.
今回のフレーム、
ジョニー・デップが掛けて有名になったフレームです。
こう持ち込み多いと人気を実感します!

ただ、正直なところ、
アジア人がそのまま掛けるには、ちょと厳しいです。
もともと、鼻幅やや広めのデザイン。
欧米人仕様の為、鼻あても小さめです。
 

鼻盛り、細かくて地味な作業ですが、
“掛け具合”、”掛け位置による見栄え” を左右する、
大事な作業です☆
 

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