“特殊”というか、
眼鏡はこの状態でも直る! というのをご覧ください。
< 修理前 >
< 修理後 >
( 折れてない逆側 )
この修理の業務名称は、「セルフレームのヨロイ折れ修理」です。
工賃は、8,000円(+税)。
一度 応急で接着剤を塗布しています。
大変な状態であることは、ご理解いただけると思います。
こちらのお客さま、
3軒の眼鏡店に行き、すべてで修理を断られたそうです。
当店としても、自身で請け負える内容ではありませんでした。
困った時にお世話になってる 修理専門の取引先に外注しました。
とは言っても、
特殊技術を持った特別な会社ではありません。
国内の多くの眼鏡店から修理を請け負っている一般に広く知られた会社です。
おそらく、先の3軒の眼鏡店もどこかは確実に取引があったはずです。
その会社の担当には、こう言われました。
電話で。
「そこまでの内容ですと、現物見てみないとなんとも言えません。」
フレームを送り到着後。
「正直、実際に修理してみないと出来るかどうかわかりません。」
過去の彼らとの取引実績により技術を知っていたので、
「おそらくあの口調なら奴らは仕上げてくるぞ」と腹の中で確信し、依頼しました。
大事なのは「信頼関係」だと思うんです。
お客さまと、私たち。
私たちと、修理業者。
今回のお客さま、とても愛着のあるメガネだったそうで、大変喜んでくださいました。
以前も書いたことがあります。
修理の仕事、好きです。
物を大切にする人は、人間関係も大切にする人が多いように感じるからです。