以前、フレームのサイズ感について書きました。
( サイズ感の目安 )
実際に、とてもとても こだわって選んで下さる
お客さまがご来店されました。
SAVILE ROW Panto – OSRC5
上から、
( Gold shiny/Chestnut – 縄手 47□20 ) sold out
( Gold shiny/Chestnut – 縄手 45□20 )
( Gold shiny/Chestnut – 縄手 43□20 )
各¥36,750
上の2本のどちらを選ぶかで、
最終的に決めるまで4回足を運んで下さいました。
2回目の際に、
「先に代金を払うから2本とも取り置きして欲しい」
と頼まれました。
お内金ではありません。
1本分の全額をお支払い頂いた上での、
同じフレームのサイズ違い2本の取り置きです。
極めて珍しいケースです。
お越しになる度に、
とてもとても真剣に悩まれていかれました。
他の方が実物を掛け比べたら、
ほんの些細なことに感じるかもしれません。
当然、ご足労の手間と時間をかけてお越しになります。
そこまでしても、
そのお客さまにとっては大事な選択だったんです。
ご自身のことや、この眼鏡を見つけるに至る経緯についても
話して下さいました。
2本を比べるポイントに意味があり、
その価値をきちんと理解している方でした。
「そこ理解してくれるか〜!!☆」と、嬉しくなりました。
その方の真剣に悩む表情を見ていて、
“悩む時間自体を”楽しまれているようにもお見受けしました。
売る側の人間にしてみれば、
正直とても手間のかかるお客さまです。
ですが、
わたし個人の実感として、後味(あとあじ)がとてもいい。
悩みに悩んだ挙げ句、
とても満足そうに買っていって下さったからです。
選ばれた眼鏡も、選ばれなかった眼鏡も、
どちらも幸せそうに見えたからです。
本気で気に入ったからこそ、
そこまで悩まれたわけですから。
こだわり満点の方、大歓迎です。
Barca店主、どこまでもお付き合いします!!!!
(どうしても決め切れない時は、
頼って頂いても もちろん問題なしですw)