Bottega Vasi
Anita (52□20) ¥70,000 (+tax5%)
Bottega Vasi:イタリアのハンドメイド靴ブランド
金属のフレーム全体に革張りしてあります。
サングラスとして入荷しましたが、透明のレンズに替え、度付き眼鏡としても使用可能。
「 VERO CUOIO 」とはイタリア語で「 本革 」の意味。
当然ながらケースも本革。木箱まで付属する凝りようです☆
Bottega Vasi
Anita (52□20) ¥70,000 (+tax5%)
Bottega Vasi:イタリアのハンドメイド靴ブランド
金属のフレーム全体に革張りしてあります。
サングラスとして入荷しましたが、透明のレンズに替え、度付き眼鏡としても使用可能。
「 VERO CUOIO 」とはイタリア語で「 本革 」の意味。
当然ながらケースも本革。木箱まで付属する凝りようです☆
街を歩くと、
「 増税前に・・ 」
と煽るセリフが踊り、正直うんざりしてます。
そんな折、さらに煽ってしまうようなお知らせなんです。。
誠に申し訳ありません!><
4月より、以下のブランドで価格改定があります。
(約10〜15%の値上げ)
MYKITA(マイキータ)
MARKUS T(マルクス・ティー)
EPOS(エポス)
例)
¥42,000 → ¥46,000
¥18,000 → ¥20,000
(各税抜き)
あわせまして、
以前書いた以下の「消費税」「鼻盛り」等についても、どうかご確認お願い申し上げます。
前回も書きましたが、イスタンブールという街の魅力は 極めて明確な二面性を持つ点 にあると思います。
1つ目の二面性は、
“アジア”と”ヨーロッパ” 2つの顔を合わせ持つ点。
二面性を持った理由は、地図を広げれば一目瞭然です。
陸路においても、海路においても、交通の要めにあたる。
陸路においては、
大きく括った アジア・ヨーロッパ という2つの文化の接点であり、シルクロードの時代から続く交易の要所。
海路で見ても、
黒海からエーゲ海を抜け、地中海に至る為に、街をまたぐボスポラス海峡 は、当然避けては通れない海運の要所。
(ちなみに、オリンピックが開催されたソチは黒海沿岸)
実際に街を歩いてみて、とにかく急勾配の坂が多くびっくりしました。(自転車が全く走ってない。)
街の規模から考えて、わざわざ住みにくい坂の街がこれほど栄えた理由は、交通の要所だからに違いないと確信。
長い年月をかけ、2つの文化が混じり合ってきた結果が、この街の独特な文化をつくり出しているんだとも感じました。
2つ目の二面性は、異なった2つの宗教。
長い長い街の歴史の中で、
東ローマ帝国の首都コンスタンティノープルと呼ばれた時代は キリスト教(ギリシャ正教)の中心地であり、
オスマン帝国領にかわり イスタンブールと名を改めてからは イスラム教 の街として現在に至る。
歴史ある教会とモスクが並んで立つ、極めて見慣れない街の姿は、異文化に対する好奇心を強烈にかき立てられました。
3つ目の二面性は、”貧”と”富”の経済格差。
そもそもイスタンブールという街、
行く前に想像していたより遥かに大都会でした。
帰ってきて調べてみたら、市内の面積がとても広いとは言え人口 1,400万人 だそうです。
この数字を見れば当たり前とも思いましたが、歴史遺産が多く残る旧市街に比べ、新市街と呼ばれる
地区の繁華街は全く違う街並みでした。
ハイブランドの路面店がずらりと続くとても華やかな通りもありました。
スラムとまでは言いませんが、通りを歩く人の服装の違いは大きかったです。
世界の大都市であればどこでも目にする光景とはいえ、距離的な近さ、そしてその差に目を見張りました。
そもそも街並の違いによる物の値段の違いが、日本のそれとは明らかに差がありました。
こちら、
地元の学生が並ぶ庶民的なお店で買いました。
10種類以上のハムやチーズなどのトッピングからお好みで選んで挟んでもらうシステムです。
量の制限があるのかないのか不明。
凄まじい勢いで詰めるだけ詰めてくれました。
値段は、4トルコリラ。約200円。
ボリュームはもちろん、味も申し分なしでした。
こちらは、両方とも1トルコリラ。約50円。
左のパンはイスタンブールの定番パンらしく、ゴマをまぶしてリング状に焼いてます。
美味しかったです!
右の飲み物は、トルコ風”飲むヨーグルト”。
とは言っても、
まったく甘みなく、日本のヨーグルトの表面の液体(乳清)とヨーグルト本体の比率が完全に逆転した飲み物でした。
(底にちょっとだけヨーグルトが沈んでる)
最初は驚きましたが、飲み終わる頃には、意外とクセになりそうな飲み物でした。笑
こちらは、朝の 炊き出し の様子。
最初見かけた時、
明らかに地元の普通な感じの人達が並んで食べてるので私も並んでどこでお金を払うのか尋ねてみました。
すると、
「無料だが、政府がやってるので外国人はダメなんだ。
ごめん。」
と言われてしまいました。
一方、
こちらは目抜き通り近くのカフェの風景。
レモネード1杯 6トルコリラ。約300円。
カクテル等のアルコールは、700円〜1,000円くらいでした。
あいにく撮り損ねましたが、店員は若い男性ばかり。
要は”イケメンカフェ”だったようですw
ちょと話がそれましたが、
こういった格差が生まれた背景を調べてみると、近年のグローバルな競争の影響もさることながら、そこに拍車をかけるもう一つの理由が出てきました。
第一次世界大戦に敗れ、敗戦国となった為です。
この敗戦の大きなダメージが、オスマン帝国の滅亡はもとより経済においても先進国と呼ばれる国々から一歩遅れを取る
結果に結びついていったようです。
(歴史に興味のある方は、オスマン全盛期のイスタンブールの隆盛をチェックしてみてください。)
街を歩き終え、最後に強く残った印象は、
「 “古”と”新” が極めて近い距離で入り混じった街 」
私が過去に訪れたことのある街の中では、最も刺激的な街 と断言できます。
“RVS by V” が掲げる”温故知新”のコンセプトは、この街で育まれた感性から生じたものだからこそ深みを増してるように感じてなりません☆
P.S.
今回の仕入旅で、運良くヴェネチア、イスタンブールを一緒に初訪することができました。
これは個人的にとても意味のあることでした。
また繰り返してしまいますが「歴史好きがゆえ」です。
日本のちょうど戦国時代、中世ヨーロッパにおいて、ヴェネチアを首都とする ヴェネチア共和国 と、イスタンブールを首都とする オスマン帝国 は突出した2大勢力でした。
この2国とその同盟国により覇権をかけ争った一大決戦が、 “レパントの海戦”!
と、
こっから先を語り出すと果てしなく続いていくので、またいつぞやの機会に・・笑
先日ご紹介した ” RVS by V ” の魅力を簡潔に表現するなら、
「 他人に対する許容力を増して見せるメガネ 」
言い換えるなら、
「 自分の器を大きく見せる為の道具 」
とも言えるかも。
理由は以下。
デザイナーの Vidal氏、
もともとヴィンテージのサングラスが大好きな収集家。
その古いフレーム達に自らが大学で学んだ新しいデザインの
要素を加え誕生したのがこのブランド。
“古” と “新” を掛けてます。
一見、安っぽくも見える色目を好んで多用。
その実、中身は極めて高品質。
- フレーム生地は、イタリア・マツケリ社製のみを使用。
- 製造は、イタリア・カドーレの職人によるハンドメイド。
“易さ” と “難さ” を掛けてます。
相反する二つの物を掛け合わせ、調和を取っている。
これにより、”許容”・”余裕”・”遊び心” などの雰囲気が
フレームから発せられてます。
こういった要素を持つ眼鏡が一種のスパイスとなり、
「 遊び心があってなんか余裕のある人 」
といった印象を付け足すのだと感じます。
とは言っても、皆さん、
当然 実際に掛けてみないと判断つかないですよね。^^;
今回の仕入れで、このブランドを生んだイスタンブール
という街を歩いてみて、
「下地になったのでは?」
と思わす街の二面性をいくつも感じました。
”アジア” と “ヨーロッパ”
”イスラム教” と “キリスト教”
”貧” と “富”
”古” と “新”
すみません!
まだまだ書きたいこと一杯あるんですが、
長くなりそうなので今日はこの辺で・・^^;
P.S.
イスタンブール、事前に聞いてたんですが、
本当に猫がいっぱい!
やたら人なつっこいのも♪
調べてみると、
イスラム教の祖ムハンマドは大の猫好きだったそう☆
野良猫がのびのび暮らしてるように見えたのは、
そんな所以からなのかもです。^^
昨日、無事帰国しました。
本日(3月8日)から通常営業に戻ります。
昨日は日本への帰りの便の乗継ぎを利用し、トルコ・イスタンブールに拠点を置くブランドのデザイナーに会ってきました。
『 RVS by V 』 というブランドです。
写真右がデザイナーの Vidal氏。
ご覧の通り、特徴的なのは その色目。
全てのモデルにおいてマット加工を施すのが、彼の”こだわり”だそうです。
ニューヨークでデザインを学んだ、という彼。
当初抱いていたトルコ人のイメージとは違い、とても洗練されていてスマートな印象を受けました。
トルコ、特にイスタンブールという地理的にも、歴史的にも、極めて特異な街で育ち、そこから発信しようという試みにも何か惹かれるものがありました。
今回、イスタンブールに初めて訪れました。
もともと行ってみたくてとても期待していましたが、想像を遥かに上回る魅力的な街でした。
引き続き”仕入旅”の続報です。
昨日、ヴェネチアを満喫した後、夜のうちに
ミラノとの中間の街、ヴェローナ に移動しました。
今朝、列車の出発まで約2時間、街を見て歩きました。
想像以上に素敵な街並みで、
実に贅沢な早朝散歩でした。^^
ローマ時代の遺跡と中世の街並みが残り、
街全体が世界遺産に指定されています。
『ロミオとジュリエット』の舞台としても有名。
街の形状がとても変わってます。
地図で見ると、
街を囲む川と大通りとで”ハート”の形をしています。
シェークスピアの時代から衆知のことかは存じませんが、
なんともロマンティックですね☆
わたし個人的には、
川と城壁によって、囲まれた要塞都市の顔に、
とてもテンション上がりました。
相手からしたら、実に攻めにくそうなんです。
めちゃ妄想膨らみました。
“城フェチ”の方なんかには、
この気持ち分かってもらえますかね?^^;
今日は朝からとても天気が良く、気温も上がってきたせいか、
ミラノに戻るとちょうど桜がほころび始めてました。
これからイタリアを経ちます。
ただ、乗継ぎのトルコで一泊余計に滞在します。
以前から気になっていたトルコのブランドのデザイナーに
直接会って、話を聞いてくる為です☆
本日も仕入れの為、お休み頂いております。
Carnevale(カレネヴァーレ)とは、
英語の カーニバル のことです。
日本語で書くと “謝肉祭” 。
もともとは、キリスト教的な行事です。
今日 3月4日(火) は たまたま、
ヴェネチアのカーニバル 最終日に当たります。
ヴェネチアのカーニバルは期間が長く、2週間続きます。
期間中、”最終日が最も盛り上がる” と聞いていたので、
「これは行かなきゃ!」
と、ミーハー心に火が付きました。笑
リオのカーニバルと並び、世界で最も有名なカーニバル
とも言われるだけあって、すんごい人!
さながら、祇園祭の宵山を思い出しました。^^;
以下に、今日撮った写真をわっと貼付けます。
感想等、どうしても長くなってしまうもので、
申し訳ないのですがご興味ある方は
どうか直接わたしに聞いてください。^^;;
本日も仕入れの為、お休み頂いております。
「今日の村を紹介しよう」
「イタリア北部 ベネト州 ベッルーノ県。
ヴェネチアの北の、山あいの湖の脇に細長く点在する村、
カドーレだ」
イタリア3日目、
オルネラ・ヴァノーニの歌声と、
三上博史のナレーションが聞こえてきそうな、
小さな町にきています。^^
▼意味不明な方は^^;▼
『 小さな村の物語 』
ミラノから列車で約5時間。
カドーレは、イタリアの “鯖江” と呼べる、
眼鏡産業の集積地です。
輸出額で世界1位を誇るイタリアの眼鏡業界において、
売上の8割がベッルーノ産だそうです。
その中でもカドーレはイタリア眼鏡の発祥地の地であり、
小規模な眼鏡工場の多い地区。
大好きな CUTLAR AND GROSS の工場も、
この町にあります。
普段 店で見慣れてるフレーム達が、
こんな雪深い山あいの町で作られてると思うと、
なんだか感慨が湧いてきます。
町をぶらっと歩いていて、
たまたま立ち寄った直販も手掛ける工場で、
そこの社長と親しくなりました。
ノリ良く、親日家で、東京・大阪・福井と、
1ヶ月日本に滞在したこともあるそうです。
その社長にゴリ押しされ、面白いフレームを買い付けましたw
金属のフレーム全体に革張りしてあります。
本物の牛革です。
ハンドメイドの靴ブランド Bottega Vasi と
彼が共同で開発したんだそう。
かなり苦労したらしく、思い入れ強いそうです。
価格等、後日詳しくお伝えします。
(決して安くはないです^^;)
今日も収穫多く、感謝しきりの一日でした。
明日は完全に仕事off。
さらにイタリアを満喫してきますね。^^
本日もお休み頂いております。
引き続き仕入旅の速報です。
今日は濃密すぎて、お伝えしたいことだらけでした!
まずは、
特に印象的だった2つのブランドについてお伝えします。
1軒目、当店でも根強い人気の
SAVILE ROW(サヴィルロウ)です。
この1年半、ずっとメールのやり取りのみだったのですが、
初めて会社の人達に会いました。
左が Peterさん。 右が息子の Robertさん。
Robertさん、超ノリいいんです!
わたしの中学校英語でも、勢いだけで周りに響くくらい
笑いが出ちゃいました。笑
こうゆうタイプ大好きです♪
国籍関係ないですね^^
そして、
いつもメールのやり取りをしてる Carolさんが、
彼のお母さんだと判明。
て、ことは Peterさんの奥さま・・・
衝撃の事実!!!w
極めて小規模な family company、
なんかいいですね♪
こんな出会いがあるのが展示会の醍醐味。
当然 会って話す前より、そのブランドへ対する思い入れ、
変わりますよね☆^^
2軒目、本日最大の収穫です。
彼の名は、Amaury Cagniard.
MIDOの会場に隣接するホテルの部屋で会いました。
自身の名を冠したブランド、
Amaury(アモーリ)のデザイナーです。
ちょうど今日 3月3日が、26歳の誕生日だそう!☆
立ち上げから2年のフランスメーカー。
ちょうどBarcaと同い歳というのも縁を感じます。
柔らかい線からくる上品さの中に、
攻めたニオイも醸すデザイン。
好きです。
即、取り扱いを決めました。
まだ日本には取り扱い店がないそうで、
一足先に国内にお届けします。
新顔達が入荷しましたら、またこちらでお知らせしますね☆
本日は日曜日のため定休日です。
ですが、引き続き仕入旅の速報をお伝えします。
無事、イタリア ミラノに到着しました。
空港からMIDOの会場へは直接バスで移動。
※MIDO(ミド):イタリアで年に1回開かれる眼鏡の展示会。
16時の到着の為、ゆっくり見る時間はありません。
ざっと会場内を下見。
まず、最初のアポイントを取っておいた
CUTLAR AND GROSS へ。
特に気になった新作を数点載せておきます。
他にも気になるブランドをいくつか見つけました。
細かな商談は明日改めると伝え、今日は会場を後にしました。
明日が今回のメインです。朝イチからスケジュールびっしり。
夕方からミラノ市内に移動し、
小さなブランド個別の展示会場も見て回ります。
眼鏡に囲まれる至福の時間。
獲物を狙って走り回ってきます!