昨日ご紹介したフレーム達の寸評です。
・CUTLER AND GROSS – 1207
ボストン型に近いウェリントン型といったとこでしょうか。
(「ボスリントン」とかいう、いかにもマスコミ的なネーミング、個人的に嫌いです。笑)
枠の線が細いのは引き続き昨今の流れです。
智(ち:フロントの両端部)が張り出しているのも特徴。
これにより掛けた印象は、線の細い「柔らかさ」に「知的さ」が増して見えます。
・CUTLER AND GROSS – 1206
今期のカトラーでは、こちらをイチ押しします。
ドイツのツァイス社製の偏光レンズを標準装備している為、値段はやや高め。
ですが、前から見たフレームの線がなんともキレイ!
微妙な表現で申し訳ありません。 マニアな世界です。。
ただ、このへんを分かって頂けると、眼鏡は単なる道具じゃなくなってくるんです^^;
横から見た表情:
色味:つや消し黒、つや消しガンメタ、つや有り黒。
素材:プラスチック、金属、プラスチック。
これが、色の組み合わせの妙により、最後の つや有り黒のプラスチック部が金属っぽく見えます。
その為、重厚感がUP。 ここがまた良いです。
掛けずに眺めてるだけでもテンション上がります。^^
・CUTLER AND GROSS – PA0146, PA0348
こちらはともに復刻シリーズです。
C&Gにしては極めて珍しい、純クラシック。笑
技術が進み、金属部の塗装等、細部の仕上がりが良くなっています。
それにより、ややモード感が加えられてる点が特徴です。
・CUTLER AND GROSS – 0502
こちらは正真正銘ヴィンテージ。 古い古いデッドストックです。
小振りで、装飾もなく、色は黒。 掛けやすい型ですよね。
雰囲気としては、90年代初頭 といったあたりでしょうか。
細かいんですが、テンプル内側のブランド名の刻印が今と違います。
好きな方は好きな部分ですよね♪
・Perfect Number – History Ⅱ
元々あった型のマイナーチェンジです。
日本のブランドでこんな攻め方をしてくれるとこは、ちょっと見かけなくなりました。
“似合うメガネ” ではありません。 “キャラを立てる” メガネです。
型としては掛けやすい丸ですので、POPさを出したい時にどうぞ☆
・Perfect Number – Tweed
Allチタン製(テンプル部は柔らかいβチタン)なので、掛けた感覚、とても軽いです。
でも、色味もあって、見た目はなかなかに重めな雰囲気。
このギャップ、好きです。
塗装は相変わらず、折り紙付き。
型名の”Tweed”の由来はフロント表面に薄く施した ヘリンボーン柄からです。
このへんのこだわりも相変わらず。笑
まさに唯一無二なブランドです!^^