文章がまとまらず、香港報告の続きが書けずにいました。><
いつもに増しての乱文、どうかご了承ください。
香港を訪れたのは、今回が初めてでした。
率直な感想、
とにかく圧倒されました。
街の「勢い」にです。
人々の「買う」「消費する」という意思が溢れて、まさに龍がうねっているように見えました。
特に目についたのが、ハイブランドのショップの量。
札幌の中央区と同じくらいの広さに、銀座のブランド街が5,6箇所あるような感じです。
行ったのは平日ですよ。
平日の夜であの勢いなのだから、週末はいったい・・・
香港が「世界一富裕層の人口の多い街」というのは知っていました。
おそらく、そこに中国全土からの買い物客が加わり、あの状態なんじゃないでしょうか。
その光景を見てると、日本で日銀が必死にインフレ目標を追っかけてる姿が滑稽に感じました。
いや、
むしろそもそも追っかける姿をパフォーマンスとして演じ見せることこそが目的なんじゃ、、、と。
そんな街にある、「世界一売る眼鏡のセレクトショップ」に行ってきました。
入口ではピンマイクを付けた黒服が出迎えます。
店内もピッカピカ。
接客の感じは日本にあるハイブランドのショップと同じ様な感じ。
この街並を見た後なので驚きません。
むしろ、Barcaで扱っているブランドと3つかぶっていて、そちらに驚きました。
こちらは世界中から選び放題なわけですからね。
いつも見ているフレームが、ピッカピカにライトアップされて並んでいる姿を見ると、やや恐縮すらしました。
自分の店と同じ商品が並んでいるのを見て、
「マーケットの違い」というのをしみじみ感じました。
帰りの飛行機でもこのことが頭から離れませんでした。
深く考えました。
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金儲けがしたいなら、札幌なんかで同じ仕事をしてるのが馬鹿馬鹿しい。
効率があまりにも違い過ぎる。
自分がやりたいことは何か。
お金ももちろん欲しいけど、それ以上に人から必要とされたい。
人から必要とされる とは、人に選んでもらえる眼鏡屋 ってこと。
自分が勝てるとこで勝負しよう。
唯一勝負できるかなって思うのは、
「掛け具合の調整に行きやすい店」
結局そこに尽きる。
立ち上げの時に思ったこととなんら変わらない。
『 世界で一番 掛け具合の調整に行きやすい眼鏡屋 』
そう呼ばれたい。